常に自分自身と向き合い、物事の本質と根源に立ち向かい、アイデンティティをさらけ出す。 そんな活動をしている、「富士魂」をもった、アーティスト、クリエイター達の声を聞く。 |
■2011年12月公開予定の『源氏物語』で安倍晴明役を演じたということですね。演じるということの中で富士魂とはどんなものだと思いますか?
それこそ稀代の陰陽師だから中途半端ではできないと思ったので、調べた後は、京都近郊の神社を回りまくった。清明神社や大将軍八神社も正式参拝して、そうやって時間と実感をかけたら、あちらもなにかしらサポートしてくれるんじゃないかと思って取り組みました。去年の中でもすごく楽しめた時間です。俺にとって演じるっていうのは、演じるっていうことと生きるっていうことの間ぐらいなんですよ。ちょとイタコ感覚っていうか、演じる技っていうよりは(芝)居る。入れ替えてる感じですね。撮影がはじまってから衣装を着たりするとさらにサポートされますね。ある意味見た目はそういうパワーをふんだんに借りられるんだと思います。 ■レゲエミュージシャンとしても活躍していますが、ラガマフィンとして何を伝えていきたいですか? 3.11以降からピンチャンっていう言霊を使っていて、ピンチはチャンスだから今はすごいチャンスがあるって言ってて、政府やメディアから周りの人間まで前よりはっきりらしさが見えるようになってきた。エネルギーにしても原発を使わない方がいい!ってハッキリと言えるし、ものすごくクリアーに覚醒できた部分があるじゃないですか!お上は俺らのことなんか微塵も考えてない、むしろ敵ぐらいの存在だとか。官僚もメディアも癒着まみれとか、隣の国に支配されているとか。 ラガマフィンにしても、レベルミュージックにしても、侍にしても、富士魂にしてもホントにそいつがどうやって生きているのか?ですよね?この今の日本でどういうスタイルで生きるか。Deejayにしてももちろん言霊リリックもそうだけど、My life is My messageなんだろうなぁと思いますね結局。関係ないけど、ミスチルの桜井さんが歌ってた歌詞で、どこかでスゲー等身大っていうか、悩んでたり、自分が中学校ぐらいの頃から同じような歌うたってて、同じようなこと悩んでて、用はなにか禅問答じゃないけど〜そういうことを歌ってるんじゃないですか? そん中で色々影響受けてきたんですけど、スゲーいいこと言うなと思ったのが、『みんなひとつになろうと思わなくていいよ!元々ひとつだから』オレらどこか盲目的にONE LOVEだったり、ONEだったり、1つになろうとするけど、もともとひとつだったものが 分かれていってるんだからある意味逆流してるということになる、『もともとひとつだったっていうことを思い出すだけでいい』って言っていて、間違いないと思いましたね。 |
■富士登山を終えてどんな変化があったか、再確認はあったか..などの実感したことの中から若い世代に向けてメッセージをお願いします。
富士登山を終えて改めて感じたことは、神社とちょっと似てるかな?参拝のような。登山って自分自身の道と一緒で最初の一歩が永遠に続いていくだけじゃないですか。だから一歩一歩富士登山のように自分と向き合って自分のスタイルの中で、やっぱり適材適所じゃないけど、自分のフルパワ−出してやれること、震災関連の話で言えば、炊き出し行ったり救援物資持って行ったけど自分が自分らしく、全開でこの復興をサポートできるのは自分が好きなことだと思ったんです、自分の仕事だったりとか趣味だったりで勝手に一丸になってて、それぞれが得意なところでやっていければ宇宙のほうがシンクロしてくれてサポートしてくれる、絶対的な宇宙の流れに乗らなきゃいけないんじゃなくて自分の流れに乗ればそれにサポートしてもらえるっていうことだと思うんですよ、こんだけエグイ状況に追い詰められてって地震、津波だけじゃくて放射能だ、デフォルトで経済破綻来るとか、貿易止まるとか富士山が噴火するとか色々いってるけど、まんざらじゃない、どんどんエグくなっていったときにやっぱり愛な気持ちで、愛を持って自分の道を進んで行けるかどうかは、まさに富士魂ですよ! |